とうとうその時が・・・北米でRX-8の販売が終了との報道
投稿日:2011年08月29日
海外誌 「Automotive News」 誌が「RX-8の生産は7月の早くに終了しており、海外販売も今年の遅くには終了すると伝えています。
各紙の情報を総合すると、この件はあくまで北米での話しで、日本国内や中国についてはRX-8の生産は続くとの事です。
ちなみにヨーロッパでは、排ガス規制に対応できないため、既に昨年、RX-8の販売を終了しています。
RX-8のヨーロッパでの販売が終了 | Mazda Fan Community (MFC) – マツダ・ファン・コミュニティ
アメリカでは2010年は、1,134台のRX-8が販売されましたが、これは前年比49%のダウンというかなり低い数字でした。
今年の数字はわかりませんが、1ヶ月辺りになおすと100台以下というのはかなりギリギリに思えます。
(ちなみに日本では、今年の5月の時点で、50台程度/月のRX-8の新車登録があるようです)
アメリカのディーラーでは、8月時点で300台の在庫をストックしているとされています。これを売り切ったら終わりと言う事でしょう。。
さらにここの所の急激な円高で、日本から輸入して販売するとい事がかなり難しくなっている事も背景にあるようです。
過去の記事でもご紹介したとおり、現在、マツダでは、次期ロータリーエンジンの開発は棚上げになっていると伝えており、研究開発費とリソースを SKYACTIV に投入しているのが現状とされています。
MNAO (北米マツダ)の、ジム・オサリバン氏は、「何がロータリーエンジンでカムバックするのに最良の方法なのか、現在、検討中だ」と語っていると伝えています。
ちなみに、このサイトでは、以下のような記事も書いてます。ロータリー・エンジン・ファンの方は是非、ご参照下さい。