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マツダ、中南米向け小型車をメキシコで生産 & ブラジル販売に進出

投稿日:2011年06月26日

マツダは、住友商事と提携して、中南米向けの小型車の生産をメキシコで行う事を発表しました。

mazda3_2012

メキシコでは、車両組み立て、およびエンジン組み立て工場を設立する予定で、中南米向けの小型車の生産拠点として、2013年の操業開始を目指しています。

新工場の生産能力は、年間14万台とされ「Mazda 2(デミオ)」や「Mazda 3(アクセラ)」が生産される予定です。
またブラジル市場は、中南米市場の中核と考えられており、2010年には新車の需要が 2005年から倍増しており、その台数は 350万台で、中国、アメリカ、日本に次ぐ世界第4位の市場になっているそうです。

マツダとしては、2012年から日本で生産した車両をブラジル市場に投入し、メキシコの工場が完成次第、メキシコ工場からの出荷を開始する予定です。

新工場の場所は、メキシコシティの北西約250km にあるグアナファト州 サラマンカ市という場所だそうです。

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一方でメキシコは、現在、北部のアメリカとの国境を中心に麻薬戦争と呼ばれるほど治安が悪化しており、麻薬組織による道路封鎖、ホテルの襲撃や拉致事件など、2010年は確認されているだけでも 1万5千人以上が殺害されています。
海外安全ホームページ: スポット情報

この状況は今年になってからも悪化しているようで、以下のメキシコ北部にあるモンテレイに在住している方のブログを見ると、その深刻ぶりがわかります。スターバックスが襲撃されるって・・・
Mexico, un descanso por recordar : 治安悪化の中でのクリスマス休暇

また、今年の2月には工場が設立される予定のサラマンカの南にあるモレリアで開催予定だった、ゴルフの選手権が治安悪化を理由に中止になるという事も起きています。
ゴルフ=トレスマリアス選手権、治安悪化で中止に | スポーツ | Reuters

早く治安の回復を祈りたい所ですが、警察官が全員惨殺されたり、軍隊が麻薬組織に寝返ったりと、信じられない状況のようなので、暫くはこの状況が続くのではないかと思われます。

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