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SKYACTIV テクノロジーが、「Fleet World 賞」を受賞

投稿日:2011年06月06日

まだ少し気が早い気もしますが、、、マツダの SKYACTIV 技術に対して、イギリスの自動車業界誌である「FLEET WORLD」から「イノベーション賞」が贈られました。

SKYACTIV-G_2L

「Fleet World Honours」は、毎年、そのセクターで、最も卓越した自動車メーカー、サービス会社、個人に贈られる賞だそうです。

 

Fleet」と言うと、軍事用語で「艦隊」の意味で、しばしば日本語としても用いられますが、自動車がたくさん集まった状態を指す「車両(隊)」という意味もあるようです。
それで自動車業界誌の名前が「Fleet World」という事のようで、その雑誌から贈られたのが今回の賞になるようです。

マツダ・ヨーロッパの記事を見ていると、非常にたくさん「fleet」という単語が出てきます。正直、どうやって訳すべきか、今でも?な所はあるのですが、単純に「」と訳していいのかな・・と思ってます。

例1) 「The new EV, based on its Demio subcompact, is expected to have a driving range of 200 kilometres and will be leased mainly to local government bodies and fleet customers.」

マツダのデミオをベースにした新しいEV(電気自動車)は、一度に200kmの走行が可能で、主に政府組織や企業( fleet customers) にリース販売されます。

例2) 「Breakthrough technology that will deliver major fuel savings and emission reductions for fleets with no compromise in driving dynamics is to be introduced by Mazda Motor Europe from beginning of next year.」
運転性能に妥協を必要としない、自動車の燃費改善と排気ガスの削減をもたらすブレークスルー技術が、マツダ・ヨーロッパから来年の初頭に提供予定です。

例3)「SKYACTIV Technology offers new Perspectives to Mazda’s Fleet Development 」
SKYACTIV技術は、マツダの開発に新しい側面を与えるものです。

例4)「Mazda Motor Europe announced the appointment today of Christian Blank (38) to the position of Director, European Fleet Operations」
マツダ・モーター・ヨーロッパは、クリスチャン・ブランク(38)を本日、ヨーロッパ・フリート・オペレーションのディレクターとして任命した事を発表しました。

例1) で、fleet customers を「企業」と訳しているのは、対応する日本のリリースがそうなっているからですが、fleet が通常の「車」というイメージに加えて”集合的な”車とイメージがあり、それが”まとめて車を買う顧客”=企業ユーザーという意味になるのかな。。と解釈しています。

例2) のケースは、訳出的には単純に「車」で良いかな。と思っています。ですが、工業的な文脈での「車」であり、集合的な「車」のイメージを含んでいるような気がします。これはリリースレターの文面ですが、fleets と複数形になっています。

例3) のケースも単純に「車」で訳は良いと思うのですが、単純に「cars」と言うよりも工業的な文脈で使われる「車」、マツダ車のすべてのラインナップに適用できる技術という意味で(集合的な)「車」というイメージがあるような気がします。

例4) のケースは、組織名に「fleet」が使われる例ですが、これは訳出すると「ヨーロッパ・自動車・オペレーションズ」という感じかな・・・と思うのですが、少し間が抜けてしまう感じがするので、カタカナがいいかな・・・(全くの好みですが)と思っています。

※現時点での管理人の個人的な解釈ですので、もしご指摘があればコメント欄で指摘して頂けると嬉しいです。

日本はもちろん、ヨーロッパでも、まだ実際に SKYACTIV を搭載した自動車は発売されていませんが、ヨーロッパでは、今年ドイツで行われるフランクフルト・モーターショーで SKYACTIV技術を搭載した新型 CX-5 が公開される事が既にアナウンスされています。

既存の技術の改良により、環境と走る楽しさを両立させた点が、今回の「Fleet World Honours 2011 」の受賞に繋がったそうです。

写真はフランクフルト・ショーで公開されるCX-5の元になるとされている マツダ勢(MINAGI) ([ギャラリー] マツダMINAGI / 勢 2011 ニューヨーク・オートショー編より)

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