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2009年第41回東京モーターショーのマツダブースの様子

投稿日:2012年01月12日

kiyora
実は今頃、去年末の東京モーターショーに行った記事をまとめているのですが、途中で前回のモーターショーのマツダブースってどんなんだったろう・・・と思ったので、ちょっと振り返ってみたいと思います。
2年前の2009年の第41回東京モーターショーの目玉は、「清(KIYORA)」でした。

ちょうど、マツダが環境技術に大きく舵を取り始めてはじめてのモーターショーになったのが、2009年のモーターショーでした。

・プレスカンファレンスの模様

この時は、まだ SKYACTIV-G が、SKY-G と呼ばれていますが、ビデオを見るとこの時、既に 2011年に国内市場に投入する事が発表されていました(05:00辺り)。
SKY-D (現在の SKYACTIV-D)も 2012年に国内導入する事が名言(06:00辺り)されていたんですね・・・
これはご存じの通り、この当時は影も形も無かった CX-5によって実現する事になります。

当時は、SKY-G の32km/L という目標数字が出ていたものの、あまり大きな注目を受けてなかった気がします。
管理人は、コンセプトカーだから・・・多分、実現はしないだろうな・・・という印象を持っていました。清(KIYORA)と言うコンセプトカーが、屋根にたまった雨水を再利用する等のあまり現実的では無いアイディアを持ったコンセプトカーだったせいもあります。

清(KIYORA)は、デミオより下のクラスになるとか、次世代のデミオだ。などといろいろと言われてましたが、今になってみると、結局、清(KIYORA)要素技術が現行デミオに収まる形になりました。

管理人的にSKYACTIVのコンセプトがすごいものなんだ。と気づいたのは、デミオで30km/L という目標が発表された頃だった気がします。
別冊モーターファンの「新型デミオのすべて」を読むと、この30km/L という値は、トップダウンで落ちてきた値で、この降ってきた値に開発陣は四苦八苦したと語られています。
エンジニアにとっては怖い会社ですね・・・

premacy_rotary
目玉の清(KIYORA)の隣には水素ロータリーエンジンが搭載されたプレマシーが展示されていたりしました。
プレマシーにもロータリー・エンジンは積める。っていうのがすごいですね・・・それだけコンパクト。という事の証明になるのかな?

全体としてエコ路線が強く打ち出されたのが2009年の東京モーターショーでした。

・ブースのステージイベント

こちらはマツダブースの定期イベントの様子です。
こうやって記録してくれている人がいると言うのはありがたいです。説明員が一人というかなりシンプルな進行になっています。

実はこの2009年の東京モーターショーは、2008年に起きたリーマンショックの影響で、有名海外メーカーが出展をとりやめる等の影響で、出展面積も2007年に比べて約半分となり、入場者数も140万人→61万人と大きく落ち込んだ年でした。

世界的な不況の影響で、マツダ含め各社のブースも地味になっていたモーターショーが2009年の第41回東京モーターショーだったんですね・・・

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